- 日本酒
- 焼酎
- 見学OK

この蔵元の発行カード
- 実物のラベルの色とトレーディングカードのラベルの色は、用紙の違いやPP加工の影響で若干異なっていますので、ご了承ください。
笹の川酒造

笹の川酒造は福島県郡山市にある明和2年(1765年)創業の歴史ある蔵元です。
水と緑豊かな阿武隈川を抱く安積盆地で、吾妻颪(おろし)と呼ばれる冬の寒風の中、清酒、焼酎、ウィスキーなどを手がけています。
清酒造りでは、吟醸酒や純米酒など特定名称酒に使用する「麹」を専用の麹室で手造りして、酒質の向上に邁進しています。
冬の蔵出しと、季節ごとに味わえる「笹の川」をはじめ、地元産米を使った日本酒造りで町起こしにも貢献しています。
笹の川大吟醸は昭和62年(1987年)にモンドセレクションで金賞最高賞を受賞した他、平成18年(2006年)には福島県、南部杜氏、全国、東北各鑑評会で笹の川酒造のお酒が金賞五冠をいただきました。
笹の川酒造の特徴
スッキリとして飽きがこない清酒造り
笹の川酒造を代表する日本酒「笹の川」は「スッキリとして飽きがこない」のを特徴としています。
この味を醸し出すために、手造り麹専用の麹室をつくったり、福島県と酒造業者で共同開発した「うつくしま夢酵母」で「特別純米酒・夢の香」を造ったりと、品質の向上に全力をあげています。
笹の川大吟醸は昭和62年(1987年)にモンドセレクションで金賞最高賞を受賞しました。
季節で味わう「笹の川」
郡山は水と緑の街で、自然に恵まれた環境の中で、笹の川酒造のお酒が造られています。そして、その季節ごとに旬の味をお楽しみいただけます。
地域の農産物を原料にした日本酒・焼酎造り
笹の川酒造では、自分の米や野菜で造った酒が欲しいという農家の要望に応え、福島県須賀川市仁井田産のコシヒカリと美山錦を原料米として醸した純米吟醸生原酒『あかし田』や福島県大槻町で栽培したコシヒカリで造った純米吟醸生酒『おおつき』などの日本酒の他、アスパラガスやトマト、シソ、ピーマン、シイタケなどを使った野菜焼酎を造って地域活性化に貢献しています。
蔵元のこだわり
-
酒造好適米
酒造好適米は「大粒心白米」と呼ばれ、粒が大きく中心に「心白」と呼ばれる白く不透明に見える部分があります。
特定名称酒(特に吟醸酒関係)の醸造にはこのような米を高度に精米し外側に集中するタンパク質や脂質を取り除き、 細心の注意を払い「蒸し」、「麹造り」を致します。 -
一麹二もと三造り
「一麹二もと三造り」といわれるようにこの「麹造り」までが最重要な工程になります。 麹は、大きく分けて「ぬり破精」と「つき破精」に別れます。この「破精」とは、麹菌のつき具合を表し「ぬり破精」は麹菌が全体に表面に着いている状態であり、「つき破精」は麹菌が蒸し米の内部まで深く食い込んでいる状態を表します。
清酒の醸造における麹の役割は酵母菌の アルコール醗酵のための蒸し米の澱粉を糖化する事にあります。 -
「つき破精」の麹
「つき破精」の麹は醪の中で力強く糖化をすすめるためバランスのよい醗酵を助けます。 寒風吹き荒ぶなか静かに、ときには元気に醗酵する醪の段階では、この醗酵のバランスが一番重要で出来上がりの香や味わい、色択等に大きく影響します。
このような過程を経て搾りあがった清酒は「新酒」として販売される場合を除き、生の状態かまたは火入れ(熱殺菌)後、熟成に入ります。
熟成中にも微妙な温度変化や遮光、振動の有無によって酒質が変化します。これを火入れ(熱殺菌)ビン詰め、生詰め、生詰め後壜殺菌等の工程を経て製品になります。
お酒紹介
笹の川酒造のお酒の一部を紹介します。
天のつぶ 大吟醸 720ml
辛口 純米大吟醸 原酒 五百万石 720ml
蔵元焼酎 吟粒 720ml
蔵元焼酎 源粒 720ml
笹の川 純米酒 300ml
笹の川 純米酒 720ml
笹の川 純米酒 1800ml
純米吟醸 桃華 500ml
特別純米 笹の川 1800ml
純米大吟醸 原酒 開成 720ml
蔵見学・アクセス
〒963-0108 福島県郡山市笹川1丁目178
蔵見学
明和2年(1765)創業。「笹の川」の銘柄で知られる酒蔵。 日本酒や焼酎を醸造しているほか、東北最古の地ウイスキー蒸溜所「安積蒸溜所」も併設。 酒蔵や蒸溜所、貯蔵庫などを酒造りの歴史を交えながら見学することができます。
蔵見学ご希望のお客様は事前にご予約が必要です。
【酒蔵見学の概要】
所要時間:約40〜60分
料金:無料
営業時間:8:30〜17:00
休日:土・日・祝日、8月13日〜16日
駐車場:あり(20台)